吉野町小水力利用推進グループ

 小水力発電は単なる電力源ではなく、「わが町のエネルギーをどうしていこう」というまちづくりそのものであり、新しい社会システムづくりです! わたしたちは、小水力利用を次代に残す公共財産と位置づけ、小水力発電を柱とした再生可能エネルギーのベストミックスを地域のみなさんで考え、新しい中山間地の活性化のビジョンを共有し、新しい社会づくりともいえる取り組みにチャレンジします!
地域の必要に応じた水力発電を、地域の資源を活かし、地域で作って地域で使う、地域で維持管理する「水車プロジェクト」を推進し、同じ課題を持つ地域を応援することで、相互の技術向上、地域の交流を図ることをめざしています。

 

What’s New

12月22日~的野水車プロジェクト 蓄電実験開始

整流回路を接続し、バッテリーへの蓄電の実験を開始しました。実際に計測してみることで、回路を変えてみたり、電圧を上げるために水車の回転数をあげる工夫をしたりと、試行錯誤が続いています。引き続き実験は続きます。

12月18日(日)十津川村 神納川 五百瀬地区水車デモ

十津川村を応援する学生さんと、水を使える場所を探し、水車をおいてみました。次回は地域の人たちと一緒に、工夫しながら水車を作ってみよう!ということになりました。

12月4日(日)山添村的野地区の水車プロジェクト

この水車プロジェクトは道路沿いに設置する外灯への電力供給が最終目標です。蓄電の電流を得ることが前回の課題でした。そのために、用水路からの余水を集める「箱」が地域で製作されました。また発電機を1つ増やす実験も行いました。まず目標の6v近くがそれぞれの発電機で得られたか、回路を通して電圧が上がったかを確認。2つを連結して自動車のバッテリーに蓄電できる電圧を確認。1時間充電後に、交流に変換するインバータへ接続が可能なことを確認しました。12月中に、回路や端子の仕上げを学生さんと先生が、また地元ではバッテリーを空にしておいて、充電の様子を見ることになります。水を集める箱の改良も引き続き行われます。

12月1,2日 全国小水力発電大会 in 金沢 に参加しました

11月27日(日)十津川村で活動する学生グループとつぷろによる水車プロジェクト見学

十津川村で活動する大学生のグループが水車プロジェクトの進め方を相談したいとのことで、殿川小水力発電研究会による見学対応をいただきました。木製水車で集会所の電気を賄えるようになる前に、まず小さなホイール水車から始まったこと。目的が明確だが、それを地域に押し付けてもいけないことなどを話していただきました。何もないところから、自ら知恵を絞り改善改良を重ねて出来た水車を見ていただき、今後、もっともっと良いものを若い人たちと地域とで生み出されることを期待しています。

11月12日(土)宇陀市地域協議会のみなさんの視察がありました

吉野町三茶屋の水車の見学に地域協議会の役員さんがお越しくださいました。
三茶屋小水力発電研究会会長のOさんが「見附三茶屋を活性化してみんなが集まるようにしたいと思って始めました。3カ月かかって水車を創りました。30世帯ほどのほぼ全員が製作にかかわり、水車ができたことで、小水力協議会とともにいろんなイベントをしてにぎやかになったのです。」と、これまでの経緯を説明してくださいました。おとなり同士で、地域の方々が主体的に取り組まれることを応援できたらいいですね。

10月30日(日)山添村的野地区の水車プロジェクト

いよいよ水車を実際に設置してみることになりました。回転数が上がるように(充電できるために)様々な工夫を行いました。また学生さんによる計測も行われました。エネルギーをもっと得るための工夫をそれぞれ検討して次回に臨むことになりました。

12/1~3  第2回 全国小水力発電大会in金沢

大会テーマ:水とともに歩む豊かなまちづくり ~小水力発電がもたらす地域の発展~
全国小水力利用推進協議会 特設ページより http://j-water.org/taikai/index.html 
吉野小水力の取り組みも2日の分科会で報告させていただけることになりました。

10月22日(土)エコフェスタinまほろば(橿原市)に出展しました。

橿原文化会館前広場で開催されるエコフェスタinまほろばに、3種類の水車を持参しました。こどもたちは自らの力で発電できて楽しそうでした。奈良高専のブースでは高専とのコラボで山添村の応援をしている事例をご紹介いただきました。展示に際し、NPO法人奈良ストップ温暖化の会のみなさんにご協力をいただきました。
https://www.city.kashihara.nara.jp/kankyo/kankyoeisei/ecofesta1.html

9月25日(日)山添村的野地区の水車プロジェクト

水路の形状に合わせた水車の設置方法を検討し、設置金具の仮組を実施しました。当初のワークショップから一歩進み、設置金具の設計の支援は奈良高専から受け、あとは地域で調達、設置してみるという試行が始まっています。

9月14日(水)奈良県次世代エネルギーパーク見学受け入れ

企業の方々による「エネルギーパーク」見学を行いました。ここは駐車場もあり災害時の地域の避難所にもなる施設や普通EV充電器もあります。規模は非常に小さくても水のエネルギーを活かした発電のしくみは同じ。地域が主になることで様々な環境が変わろうとも、形は残り、活動は継続されていることをお伝えしました。

8月9日(火)ケーブルテレビ局の取材

地域の、地域による、地域のための小水力発電を、なぜ始めたのか、何を目指しているのか。原点となる地の役員さんに取材が行われました。、地域のお年寄りのための何か若いものがやることで安心してもらいたかった!そのために水力発電に取り組んだ。これから同じ課題を抱える地域で、先んじた地域の失敗や経験が次に生かされ、水車を核にした地域の動きが広がり、人と人がつながっていくことをめざしていることなど、語っていただきました。原点の思いは変わらないから、地域がつながっていくのです。
さて、地域の支援は、経験者が一番わかっておられます。渇水期には水車は発電できないことも踏まえておく。自然を相手にすることの難しさ、季節ごとの特性を知ることが大事なのです。

8月3日(水)三茶屋水車の水路整備と発電蓄電システム改良検討

水車の周辺整備をしつつ、安定した回転を得る方策を検討しました。もちろん水車の径を小さくする、水が落ちてるところで発電させるということもあるでしょう。しかし、この水車は見附三茶屋のにぎわいをつくるため、皆で話し合った「目標」がありましたから、形を変えることはできません。導水をオープン型にする案もありましたが、落差が小さいし、当面水の圧力で動かしている方法は、変えないでおこうということに。また、発電機を減らしても回転数は変わらなかったこともあり発電・駆動系はそのままに。残すは、余計な負荷をかけずにいく方法を検討していくことにしました。水車の目的を確認し、発電の目的である「外灯」点灯に向けて研究を続けます。(三茶屋水力発電研究会)

7月26日(火)津山市阿波村の水力発電見学

津山市の北部にある阿波村の手作り水車を見学させていただきました。標高500mの高低差を活かし田畑を潤してきた豊かな水資源のある地。昔から水車は生活のためにあちこちにありました。作者の地域おこし協力隊として村で活躍する田中さんは「村の人に役立つ水車を1つ製作していきたい。」と夢を語っておられました。いも洗い水車ができる日は近い?!モバイル型の手作り水車は子供たちに大人気で、遊んで壊れてるかも、との心配も無用、LEDの灯りがついて、しっかり発電していました。

7月10日(日)山添村的野地区の水車の形状と設置について検討しました

水路への設置方法について具体的に検討を行いました。水車を核にした地域づくりと奈良高専の先生方との技術協力とチャレンジが始まります。
http://www.nara-k.ac.jp/contribution/2016/07/20167.html

6月19日(日)山添村的野地区の水車プロジェクトWS

的野地区でまず外灯を目的とした小さな水車を設置していこうということになり、水車づくりが始まりました。発電の目的に応じた蓄電できるデザインを検討することになり、水路への設置方法も次回に検討します。奈良高専の先生による整流回路へのアドバイスもあり、今後地域で手作りできる回路の開発に向けて、さらに考えていただくことになりました。
奈良高専のサイトにも掲載いただいています。
http://www.nara-k.ac.jp/contribution/2016/06/-coc.html

5月13日(金)木製水車の発電に関する相談を受けました

山間地の谷の水を利用した小水力発電をされていた方々が、新たに水車を設置され、「発電ー蓄電」のしくみを見学に来られました。最も小さな発電機でのしくみを見ていただきました。現地ではより回路や増速の工夫が必要になるでしょうが、しくみがわかれば地域で取り組めるはずです。目的は万が一の独立電源です。システムを完成させて簡単な説明看板もつけたいそうです。子供たちへの発電の学習の場にしたいという思いを実現するためにも、私たちも改善を重ね、学びながら、県内の地域を応援していきたいと思います。

5月7日(土)木製水車メンテナンス・水車見学

◎地域でエネルギーの地産地消を身の丈に合った形で実現していこうというNPOの役員の方が水車見学に来てくださいました。吉野小水力は地域福祉の懇談会から始まったこと、ここは地域の交流のシンボルにすることが目的で、その後防災にも役立ったことなどをお伝えしました。小さな集落単位の地域課題解決を目的とした、人のエネルギーによる水車プロジェクト。奈良県内で広がればいいですね。

◎三茶屋の木製水車のメンテナンスを引き続き行いました。スムーズに回転し出しましたが、発電蓄電の試行錯誤中です。

5月5日(祝)山添村 水車デモンストレーション

山添村の的野地区で基本の水車を置いてみました。川から田への導水の一部捨てている水を活用して、基本水車を水路幅に合わせ、山添村モデルに即席で組み立てて設置。水のエネルギーを集めて水車の回転を上げる工夫をあれこれやってみたり、流量簡易計測もしました。

万が一のための集落全体の電源を得るのが最終目標。でも楽しく身近なもので作るのも1つ。要はマンパワーだ。と熱い思いをお聞きしました。イメージしていただいて組織も計画もこれからでしょうが、きっと地域で考えていかれることでしょう。

4月24日(日)山添村 水路ウオッチ

3月13日に水車見学に来ていただいた山添村で、先に水車を作ったものとしての応援をしようということになり水路ウオッチに参加させていただきました。2つの地区で様々な環境の水路や支流を見学し、奈良高専の先生方とともに課題や可能性を探り、技術面でも、先生方との活発な質疑をなさっていました。ぜひ一度水車で発電するところを見たい!ということで盛り上がりました。地域をなんとか活性化したいという思いは同じ。引き続き山添村の水車プロジェクトを(くれぐれも先方のご負担にならないように)応援していきたいです。
奈良高専のサイトにも掲載されました。
http://www.nara-k.ac.jp/contribution/2016/04/20164-1.html

4月1日~木製水車のメンテナンス中です

4月1日、平成28年度は、水車のメンテから始まりました。現在メンテナンスのために三茶屋の水車が止まっている場合があります。本体の回転のひずみをなくす工夫をしたり、駆動系(発電機とベルトのかけ方)の改良と、導水(管ではなく開放型に)の工夫をしていきます。ご了承くださいますようお願いいたします。

3月30日(水)ネパールの方や、大阪から見学にこられました

ネパールの震災復興支援活動をされている方々、そして、大阪から奈良県内の小水力を見学してこられた方々、たくさん見学に来てくださいました。私たちの取り組みが何か役に立てばいいなあと思っています。子供たちは小さな水車に興味津々です。

<活動報告ページ>
http://opea.web.fc2.com/katsudorireki/syosuiryokushisatsu/syosuiryokushisatsu.html

 

3月28日(月)三茶屋蕎麦でお菓子作り!実施しました

 

三茶屋産のそばを使ってお菓子つくり!ガレットは大好評でした。

参加者は、国際交流として民泊をされている方、吉野町で森林セラピーや自然学校で子供たちのお世話もされている方、男の料理教室で特訓中の方など、つわものばかり。とてもおいしいガレットができました。また三茶屋で特産物としてゆずみそをゲットでき、ゆずのいい香りのガレットができました~。これからも気軽にそばで楽しみましょう(#^^#) 栽培や楽しく作って食べる催しを企画しますので、ぜひご参加くださーい。

3月22日(火)奈良高専の先生方がお越しくださいました

地域づくりから始まった水車。3年近く経過しメンテナンスや技術の向上が求められています。奈良高専の先生方が吉野水車プロジェクトの抱える地域課題を技術で応援しようと見学に来てくださいました。というか早速、水のもつエネルギーの特性をどう向上させるか、取水の工夫、電気系統の保護、発電効率の向上など様々な助言をいただき、地域でできることのアドバイスをいただきました!これからの連携を期待いたします。

http://www.nara-k.ac.jp/contribution/2016/04/201641.html

 

 


3月13日(日)山添村のみなさんが見学に来られました

奈良県東部の山添村の有志の方々が、吉野の取組をぜひ地域で取り組たいと、見学に来てくださいました。水が少なく、地域課題が深刻なところから発した地域の思いが、つながっていったらいいですね。

2月25日(木)三茶屋道具講VOL1.松村式簡易ドラム炭窯ワークショップ実施しました

「自然再生エネルギーによる道具づくりとコミュニティの多様展開をめざした取り組み〔三茶屋道具講〕第一弾!ドラム缶を使った簡易炭窯制作ワークショップをlocpompとの初コラボで実施しました。1日で製作から着火、炭ができるまで楽しむことができました。冷ましている間に水車も回しました!
平日にも関わらず大勢ご参加いただきありがとうございました。


◆2016年(平成28年)

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年も、水車プロジェクト(地域の、地域による、地域のための小水力発電)の推進、身近な暮らしの中での木質バイオマスの利活用等により、中山間地の魅力創造をめざします。新たな場で活動の継続と明確な目標に向かうチャレンジの1年になります。どうぞよろしくお願いいたします。(楽しい美味しい火のある暮らしからのスタートです。)


◆2015年(平成27年)

12月3日(木)三茶屋自主防災会による講演会開催。(人権パートナー養成講座 スキルアップコース)

11月29日(日)身近な暮らしの中で木質バイオマス利活用

「木質バイオマスの利活用」・・大きなものよりもまずは暮らしていくのに楽しく活かしたい!(実は美味しいもの食べたい!)という考え方のもと、端材や枝で燃料(炭)を作るワークショップにお邪魔しました。自分で炭も作れる!さらにできた炭を燃料に、手作りのストーブでおいもを焼いたり、おしゃべりしたり、楽しませていただきました(*^^*)

11月25日(火)見学受入しました

滋賀県から遠方のところ見学に来てくださいました。小水力といっても、地域で水車をつくって元気になっていく、という地域づくりに関心があったとのことです。ありがとうございました。見学申し込みはサイトのお問い合わせからどうぞ~。

11月20日(金)奈良県語り部交流会にて螺旋水車を展示しました

11月19日(木)全国小水力発電大会in東京に参加しました

10月24日(土)エコフェスタ2015inまほろばに出展しました

今年も、橿原のエコイベントに参加させていただきます。

https://www.city.kashihara.nara.jp/earth/ecofesta2015.html

9月21日(祝月)三茶屋 そばの種まきしました。

三茶屋そば畑でソバの種まきを行いました。2週間遅れで80日後には実ることを祈ります。

8月31日で現在のエコ・え~ね館は閉館しました

活動場所が決まり次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしております。水車のご案内はできますのでお問い合わせからご連絡下さい。

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三茶屋エコ・え~ね館 閉館のおしらせ.pdf
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8月24日(月)奈良県協働推進セミナーで報告しました

昨年度取り組みました「ソバプロジェクト」、奈良県協働推進セミナーで報告いたします。会場は橿原市合同庁舎1F 13時~です。(*^^*)

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2015年度の事業計画とロードマップ

2015年度事業のロードマップです。

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吉野小水力 2015年度ロードマップ.pdf
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三茶屋自主防災会の取組が高く評価されました。

8月2日、JR西日本あんしん社会財団採択団体による成果報告会が開催されました。「マイクロ水力で地域の交流を生み出す防災拠点『吉野見附三茶屋』づくり」と題した三茶屋自主防災会による報告は、多くの団体の中から舞台発表10団体に選ばれました。講評においても高く評価されたそうです。とくに「エネルギーを創り出し、多目的トイレの外灯の独立電源をめざした」ことがすばらしいとのことでした。今後も三茶屋の防災目的のエネルギーづくり(と維持管理)がなされることを期待いたします。

平成26年度総会を開催いたしました。


7月26日(日)10時~11時 会場:三茶屋エコ・え~ね館研修室

7月20日野迫川村水力発電所をめざして!WSを開催しました。

奈良県野迫川村で、野迫川村観光局(一社申請中)の要請を受け、「水車プロジェクト」ワークショップを開催しました。元養魚場の導水管を使った豊富な水を活かした野迫川村水力発電所が誕生しました(^v^)

3月29日(日)は三茶屋エコ・え~ね館一周年でした。

早いもので1周年。今まで支えて下さったみなさまに大感謝!エコエネの推進、地域の交流、防災、カフェや物産の販売、休耕地活用、活動が広がりましたので、これから「エコえ~ね館」と「小水力」という2つのグループに分かれ、機動力を高めることにいたしました。

「小水力」グループでは、身近な木質バイオマス利活用として、なんたん暖炉でのクッキング体験、暖炉で温度差発電と足湯などを成功させることができました。

3月26日(木)めざせ!ソバガールGP!ソバ打ち教室開催しました。

2月21日(土)ソバスイーツを作ろう!~そばガール企画第二弾開催しました!

わかば幼稚園のみんなから福島にひまわりの種を送りました

今年の6月に植えたひまわりは8月にかわいい花を咲かせました。その後種を乾かし、幼稚園にもっていったところ、かわいいお手紙をみんなが書いてくれたのです!袋詰めされた種はまもなく福島に届きます。福島のみなさんの役に立ったらうれしいですね。

2月4日(水)伏見工業高校 生徒さん発表会に参加しました。

いつも吉野町の活動にご参加・ご指導いただいている伏見工業高校の活動報告会が開催されました。環境再生・自然エネルギーと幅広い活動の中で、3年生による水車プロジェクトを始め、ハイブリッド発電や水質浄化など、生徒さんたちの取組みの発表があります。また、今回は龍谷大学理工学部環境ソリューション学科 教授 遊磨正秀 氏の特別講演もあります。
これからの私達の暮らし方、そして地域自立への大きなヒントが得られるまたとない機会をいただきました。

新年あけましておめでとうございます。本年もエコエネルギーの推進と地域の活力づくりに全力を投入します。どうぞよろしくお願いいたします。

平成24年3月に地域福祉計画策定後に小水力で地域づくりを発案、同9月に水路の調査、平成25年1月に協議会の設立。同6月に木製水車が誕生。その後水車が各地に広がり、平成26年3月末から三茶屋エコ・え~ね館の運営開始。カフェや、耕作放棄地の活用としてソバや薬草にチャレンジ。木製螺旋水車のモニターツアーも開催できました。まだまだ私達の目指す中山間地の活性化には道は遠いですが、みんなで決めたビジョンめざして1歩1歩頑張ります。今年は他の地区への水車の広がりを目指します!本年もどうぞよろしくお願いいたします。


◆2014年(平成26年)


12月21日(日)ソバ打ちガールグランプリ!開催されました。

休耕地でソバを種まきから収穫・製粉まで栽培加工に関わり、かつ電機柵等につかう水車づくり・・などの活動をする「三茶屋クラブ」(そばオーナー制度)が8月から始まり、第一回ソバ打ちガールグランプリが開催されました。大阪の植田塾、塾の有志のみなさんが総勢6名で参加。ダジャレで笑わせながら、「楽しく打って楽しく食べる」をテーマに楽しくGPを開催しました。

そば専科植田塾 http://www.uedajuku.com/  
塾長ブログhttp://blog.goo.ne.jp/uedajyuku

12月17日 吉野小学校生徒さんからお手紙が届きました!

11月、吉野小学校5年生の生徒さんたちが三茶屋の水車を見学に来てくださいました。その感想とお礼のお手紙です!
「・・・手作りで1本の木を使っていることにすごいびっくりしました。自転車のスポークを使って水車を作っているのを見て2度びっくりしました。身近なものでも作れるのだと思いました。地域のみなさんは、この町をにぎやかでたくさんの人が喜べるようにしようと思い、水車を作ったのだと思います。・・・」
地域の思いは子供たちに確実に伝わりました!嬉しいですね。

12月12日(金)木製螺旋(らせん)水車ワークショップ開催されました!

「水車プロジェクトで地域を元気に!」モニターツアー実施
大阪の観光を学ぶ学生さんとともに、杉の間伐材を使った木製螺旋水車WSを開催しました。「水車の里」をめざす三茶屋の課題を解決するというコンセプトでのこれまでにない新しいモニターツアーです。
螺旋水車はホイール水車と異なり、各段に専門性が求められ、また設備も必要です。螺旋水車の研究実践を続けておられる京都伏見工業高校の足立先生、吉野町殿川の竹内さん(実際に木製螺旋水車を製作)、吉野町小名の山口さん(大工さん)の3人の先生のご指導の甲斐あって、2基の螺旋水車が完成しました!やってみることで様々な課題、データも得られました。何より、みなさんが集中して1つのことに取り組めたと喜んでいただけたことが良かったです。また、地元産の柿を使ったデザートや、燻製・ジビエ料理や暖炉で焼いた焼き芋のおやつなど、さらに新しい料理のメニュー開発にもつながりました。平日でありながら、地域のみなさんも、見学に来てくださいました。三茶屋小水力発電研究会では水路の改良や木材の調達をしてくださいました。必ず近いうちに2号機はリベンジします!関係各位のご協力に感謝申し上げます。


三茶屋自主防災会による水車プロジェクトが始まりました。

三茶屋のそば畑が満開となりました。

7月20日三茶屋自主防災会による防災イベントが実施されました

三茶屋は地域の防災拠点として活用することとなっています。このほど三茶屋自主防災会による初めての防災イベントが開催されました。マイクロ水力で地域の日常の交流をつくりながら、避難所として認識してもらうことが目的です。
今回は、避難勧告が出ててから自主避難を開始し、役場による防災講演、吉野消防署による三角巾を使った応急処置方法の研修、奈良県医療福祉生協様による健康チェック、非常食の試食、ならコープ様による防災グッズの紹介、などがありました。地域の7割以上の方が集まられて避難はとてもスムーズでした。避難所でも落ち込まないで元気に!というコンセプトでのコンサートも実施。実際に何かあったときは、こんなことも必要だろうと考えながら、みなさんからの貴重なご意見もいただくことができました。(JR西日本あんしん社会財団助成事業として、三茶屋自主防災会が主催)

福島里親プロジェクトに参加。ひまわりを育てます!

福島ひまわり里親プロジェクトに参加しました。

三茶屋エコ・え~ね館 フルオープン

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吉野町広報
5月号の吉野町広報トップページに掲載されました。
2014_05_01.pdf
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三茶屋エコ・え~ね館(吉野町三茶屋328番地の1 月曜休)がおかげさまで去る3月29日にフルオープン。大勢の地域の皆様のご参加で新しい看板の除幕式を行うことができました。
マイクロ水力のマスコットキャラクター「ぐるぐるちゃん びりびりちゃん」もできました!


三茶屋エコ・え~ね館 吉野町三茶屋328番地の1 10時~17時 月曜休

三茶屋エコ・えーね館前に『じてんしゃのわ』登場!

2月5日伏見工業高校生徒さん発表会!!

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2月5日伏見工業高校工学探究コース 生徒さん発表会
2014.2.5.pdf
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1月26日(日)13:00~吉野町協議会・河川法学習会

昨年1月に協議会が発足して1年。地域の皆様のご尽力で小水力発電の取組が発展し、町内外にも波及するまでになりました。この1年の活動の中間報告をさせていただきます。また全国小水力利用推進協議会中島大様による改正河川法のわかりやすい解説もあります。協議会はどなたでも参加できます。どうぞお越しくださいませ。会場は新しくお借りする吉野見附三茶屋で行います。

1月20日(月)16:30~ならコープ様から殿川防災ハウスへのLED照明機器贈呈式

1月18日(土)奈良県生協大会で吉野町の取組を報告します

「地域共生社会をもとめて」と題した第24回奈良県生協大会において、吉野町長様が座談会に、そして事務局から吉野町小水力利用推進協議会の取組を報告させていただくことになりました。ふるってご参加いただければと存じます。
1月18日午後1時~4時 奈良商工会議所5F大ホールです。

H26年 吉野見附三茶屋施設をお借りすることが決まりました

このほど、吉野町小水力利用推進協議会が、閉館していた「吉野見附三茶屋」の施設をお借りして活用することが決まりました。何より大事にしているのは、地域の人と人のつながり、そして地域のみなさんが笑顔になること、です。不十分なこと多々ございますが、ここを地元の方、吉野町の方、町内外の方に集まって、参加していただく場にし、参加いただくことで、水車の駅のエコエーネ館として育てていただきたいと考えています。みなさまの参加をお待ちしております。


◆2013年(平成25年)


12月13日(金)夕方 伏見工業高校の生徒さんがTV生出演

「みんなDE笑顔プロジェクト」全国大会で見事準優勝を果たした伏見工業高校の生徒さんが、 今週末にテレビ出演されました。
放送日:12月13日(金)KBS京都「newsフェイス」午後5時45分~午後6時
吉野町の小水力の取組を応援いただき、わたしたちを笑顔にしてくださった生徒さんたち!頑張ってください!

12月3日地域の活性化のための小水力発電調査を行いました

竜門地区の堰や水路で、地域の活性化(農林水産物の栽培や加工など)を目的とした小水力発電の可能性と基本計画策定をめざした調査を行いました。専門家の先生と地元のみなさんありがとうございました。

11月8日、全国小水力発電サミットin鹿児島 第一分科会で吉野町の取り組みを発表しました。

11月4日(月・祝)ふるさと元気吉野まつりにて、小水力発電のPRを行いました。

三茶屋の3mの水車の灯りが、緊急時に役立ちました!
地域総出で製作された木製水車は三茶屋秋祭りの時「HARU1号」と名付けられました。水車の発電で常夜灯も設置されています。
このHARU1号が緊急時に役立ちました。近くの国道の突然のがけ崩れで通行止めになったのですが、通常は夜の9時に外灯が消えてしまうところ明るく照らしてくれていたため、工事用車両やガードマンの車両がこの灯りのまわりに集結することができました。
みんなが集まれるように、また、地域の防災のためという目的をしっかりと果たしてくれています!(水量が不安定なため停止している場合はご容赦ください。)

9月28日・29日、富山の北陸精機ほか、南砺市、石川県立大学の見学をしました。

9月23日伏見工業高校チームRosso Spiralの実験が行われました。

三茶屋用水路で、木製螺旋水車の実験、及び、殿川防災ハウスの見学・研修会が行われました。三茶屋のマイクロ水力&エコ・エーネイベントにも合流、大変お世話になりました。
伏見工業高校の工学探究コースのみなさんは、全国高校生「みんなDE笑顔プロジェクト」にノミネートされて全国大会への出場が期待されます!
http://www.egao-p.com/blog/list/detail/r/6223

 

小水力をテーマに、エコエーネ屋台、エコエーネ青空講座、キャラクターデザインのご応募ありがとうございました。ご協力・ご指導いただいた美山里山舎さん本当にありがとうございました。また、SOBAカフェさらざんさんには、台風18号の被害に合われ大変なときにお越しいただきありがとうございました。木の駅プロジェクトのみなさま、薪割り体験、茶がゆありがとうございました!そのほか静原、川上村、東吉野、、多数ご参加いただきありがとうございました。

9月4日奈良コープ吉野共生プロジェクトのみなさんの視察

吉野町小水力の取り組みは、吉野全体の抱える課題を解決するため、そのモデルとなることをめざしていました。同じく奈良県南部の吉野を再生しようという思いを持つ奈良コープ吉野共生プロジェクトのみなさまが、吉野町小水力の取り組みを視察、交流を深めていただきました。
9月2日には、奈良コープ吉野共生プロジェクトの座長をされている、GISの権威奈良大学名誉教授碓井先生と、大学院の学生さんが吉野町を見学・交流してくださいました。
吉野町の取り組みをご紹介するだけではなく、みんなの意見やアイディアを出し合い、大変意義深い交流となりました。

7月から9月初めまでで約100名の見学者がありました!

平成25年6月23日第2回総会以降の、視察見学交流のまとめ。
7月14日 関西広域小水力利用推進協議会 +東吉野 45名
8月5日 奈良県議会エネルギー政策特別委員会 10数名
8月23日 十津川村環境政策審議会 10名 プラス生駒市ピコ発電(個人)2名
9月1日 滋賀県甲賀市神山地区 8名...
9月2日 奈良大学碓井名誉教授(GIS研究)と大学院学生 8名
9月4日 吉野共生プロジェクトメンバー 14名

7月5日 奈良県議会エネルギー政策特別委員会の視察

奈良県のエネルギービジョンを受け、県議会にエネルギー政策特別委員会が発足。視察第一弾として吉野の水車を見学されました。

●6月23日の通常総会の様子等が、奈良テレビで放映されました。動画も公開されるそうです。
★奈良テレビ
「奈良 そこが知りたい」 7/20放送
 http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=17259
●奈良県広報8月号の「再生可能エネルギー特集」で吉野町の取り組みが紹介されます。
★県広報広聴課のホームページにも掲載されます。
 http://www.pref.nara.jp/30222.htm


●関西広域小水力利用推進協議会主催の見学会が7月14日(日)に行われました。たくさんのご参加ありがとうございました。三茶屋の3m木製水車、殿川の健気くん2号機・3号機、吉野町初となる木製螺旋水車などを見学していただきました。

●近畿農政局「平成25年度 都市農村共生・対流総合対策交付金」事業に採択されました。

6月23日 第2回通常総会が開催されました

吉野町内外から大勢お越しいただきました。本当にありがとうございました。会場にはデモ用の発電水車も飾られ、みなさん興味津々の様子でした。本年度の協議会メンバーは79名でスタートです。
北岡町長、全国小水力利用推進協議会から中島様、奈良県エネルギー政策課倉田補佐、区長連合会会長、京都から奥村先生、足立先生、、、みなさん本当にありがとうございました。

三茶屋木製水車の発電システムが完成、実験は成功しました!

殿川小水力発電研究会の「健気くん2号機」地域のみなさんの知恵とパワーの結集で組立作業が完了しました。地域のすごい人材も発掘!専門家がまた一人誕生!
地域に力を生み出し、試行錯誤することで新たな課題が見える(課題を解決すればまたステップアップする)、、この取り組みこそが、単に水車をつくるだけではない、吉野町モデルの醍醐味です!そして目的が大事。この水車は集会所をエコ電力100%で備蓄ができるようにすることをめざした発電水車です。

三茶屋自治会による木製水車の製作が進んでいます

3月7日、毎日放送18:15~VOICEで、吉野町小水力発電の取り組みが放映されました!

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3月16日 美山・静原の里 小水力見学会
美山小水力見学.pdf
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・3月7日MBS毎日放送18:15~VOICEにおいて、吉野町小水力発電の取り組みが特集で放映されました!なぜ、エネルギーの地産地消に取り組むのか。みんなが自分の力でエネルギーをつくることにチャレンジしてほしいという地域の願いが届きますように。

 

2月15日(金)関西テレビ18時ニュースアンカーで放映されました。

吉野町のマイクロ水力の取り組みが、関西テレビアンカーで放映されることになりました。2月15日(金)18時15分ごろから40分ごろの間、10分間、特番で放映されます。吉野町に東部から始まった水力発電の取り組みは、今吉野町全域に広がっていっています。ぜひご覧いただき、ご感想ご意見などをお寄せいただければ幸いに存じます。

2月10日(日)第3回エコ電力でまちづくりワークショップ開催しました。

2月10日は第3回エコ電力でまちづくりワークショップ~さあ取り組もう!小水力発電~でした。毎回参加者が増えて増えて、、キット製作に参加してくださいました。

アサンテ環境研究所の竹尾様。基礎講座では、発電のしくみやいろんな水車の事例など、模型もあり、わかりやすく解説いただきました。
その後、地区ごとに分かれて、みんなでさっそく水車を組み立てました。今後は地区ごとに、この水車づくりの経験を活かして、さらに創意工夫をこらしていかれることでしょう。 回転を上げたり、蓄電したりすれば、さまざまな用途に使用できます。

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0130127朝日新聞吉野小水力.pdf
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進む電気の「地産地消」 1月27日朝日新聞奈良版に掲載されました。

 

 

設立総会&学習会

2013年(平成25年)1月12日吉野町小水力利用推進協議会設立総会、第1回エコ電力でまちづくりワークショップ学習会「小水力発電ってなーに?」無事終了いたしました。

協議会設立にご尽力いただきました皆様に、改めて感謝申し上げます。また第二部の学習会には吉野町内外から大勢ご参加いただき、ありがとうございました。専門部会の講師の先生方にもご多用の中、ありがとうございました。何よりうれしかったのは、吉野町の協議会のめざす方向、地域活性化のために自然エネルギーを利用させていただく、そして生まれた電力を分かち合いの精神で公共財産としてどう活用するかを描いていく、という考え方にみなさまご賛同いただけたことです。『地域福祉の推進』から端を発し、地域の課題(地域の衰退)をなんとか解決するために、住み続けられる地域にするために、自然のエネルギーを使わせていただくのだ、という原点の気持ちを大切に、これから事業をすすめてまいります。

             (吉野町小水力利用推進協議会 会長 竹内一) 

2012.12.25.殿川水車点灯式&コンサート

11月4日「ふるさと元気吉野まつり」の「新エネルギーコーナー」にて展示しました。